解剖学 [総論3]
解剖学総論ラストになります(#^.^#)!!
早速行きましょう。
②支持組織
体を機械的に支持、物質交換などに関与する組織。人体に豊富に存在する
支持組織の細胞は、その細胞自身が作り出した生産物に埋もれている
a)結合組織
1.疎性結合組織:膠原繊維がまだらに不規則に存在する
2.密性結合組織:膠原繊維が密に並ぶため、強靭な組織
3.細網組織:細網線維と細網細胞が作る組織
4.脂肪組織:脂肪細胞を多く含む組織
5.膠様組織:胎児にみられる結合組織
b)軟骨組織(血管は無い)
1.硝子軟骨(関節軟骨、肋軟骨、喉頭軟骨、気管軟骨、鼻中隔など)
2.弾性軟骨(耳介、喉頭蓋)
3.繊維軟骨(椎間円板、恥骨結合、関節半月など)
c)骨組織(骨細胞、骨芽細胞、破骨細胞)
カルシウム、リンを多く含む基質を持ち極めて硬い
d)血液とリンパ
③筋組織
運動、姿勢の維持、体温維持のための熱産生を行う
1.骨格筋:骨格につく筋。横紋筋、随意筋があり多核
2.心筋:横紋筋で不随意筋。単核
3.平滑筋:胃、腸、膀胱、肺、気管支、子宮などの内臓や血管などの
中空器官の筋。不随意筋で単核
④神経組織
神経の受容、興奮伝達、刺激統合などの体の機能調節に関与
→興奮を伝える →ニューロンの支持、保護
器官(臓器)
心臓、肺、胃、肝臓、腎臓、膀胱など、、、、、
器官系
1)骨格系
骨と軟骨が構成する器官系
2)筋系
筋が構成する器官系、骨格系と筋系を合わせて運動器系といわれる
3)消化器系
栄養分を取り組む器官から構成される器官系
4)呼吸器系
外呼吸に関わる器官から構成される器官系
5)泌尿器系
不要物を尿として対外に排出する器官から構成される器官系
6)生殖器系
子孫の増殖を図るための器官から構成される器官系。男女で異なる
7)循環器系
血液やリンパを循環させる器官から構成される器官系
8)内分泌系
ホルモンを産生・分泌する器官から構成される器官系
9)神経系
感覚や体内各部への働きの調節をつたえる器官系
10)感覚器系
外界からの刺激を受容する器官系
個体
上記全ての器官系がそろってできる構造単位が個体である
解剖学総論これにて終わります♪
次回からは骨学です。お願いします。
まとめてほしい学問などあればコメントお願いします(#^^#)!!